元検察総長ら「維新体制時の野党総裁職務停止を連想」

 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が下した「尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長職務停止」命令に対して、金秀南(キム・スナム)元検察総長は25日、本紙の電話取材に「維新体制(朴正煕〈パク・チョンヒ〉政権)が野党総裁に対して職務を停止した時のことを思い起こさせる」「懲戒請求事由として提示されたことが合理的かつ妥当なのか疑問を感じる」と批判した。 ■世界報道自由度ランキング韓国42位、米国45位、日本は?  金畯圭(キム・ジュンギュ)元検察総長は「(秋美愛長官の職務排除決定は)法の問題ではない」「ヒトラーや金正恩(キム・ジョンウン)も自分たちの法律体系に合わせて指示を下すのに、到底ありえない非道な指示を下したものだ。国民が判断するだろう」と述べた。ある元法務部長官は「秋美愛長官は理性を失ったようだ。一言で言えば『尹錫悦検察総長を追い出し、検察の捜査を自分の思い通りにする』ということだ」と言った。

  進歩系市民団体「参与連帯」は同日の論評で、「懲戒結果が確定していない状況で、検察総長職務を停止することは、検察の捜査の独立性を損なう先例を残すことになるかもしれない」「懲戒請求とは別に職務を停止したのは行き過ぎだ」と指摘した。その上で、「大統領が後ろ手を組んでいるのは納得できないことだ。大統領は結者解之(自分がやったことは自分で解決すること)の姿勢で問題を解決しなければならない」と述べた。参与連帯出身のヤン・ホンソク弁護士は前日、フェイスブックに「文在寅(ムン・ジェイン)政権の権力機関改革は今日で完全に終わった」と書いた。 イ・ジョング記者

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/26/2020112680031.html

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