秋美愛法相・沈載哲検察局長直属の検事らも「尹検察総長職務停止は違法」

 法務部の中核部署「検察局」に所属する検事たちが「秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官による検察総長(日本の検事総長に当たる)職務停止および後続措置は違法・不当だ」という意見をまとめ、同長官に伝えたことが27日、分かった。秋美愛長官の指示に対して、高等検察庁長(日本の検事長に当たる)から平(ひら)の検事に至るまで反発するという、史上初の「検乱」の渦中で、法務部の中心部でも「違法・不当だ」と批判の声が上がっているということだ。 ■韓国、腐敗認識指数39位、TOP10は?  本紙の取材を総合すると、27日午後、法務部検察局の検事10人余りは秋美愛長官の最側近である沈載哲(シム・ジェチョル)検察局長に面談を要請して1時間ほど面談したとのことだ。この面談の場には金泰勲(キム・テフン)検察課長も同席したという。検察局の検事たちは前日夕に会議を行い、「総長に対する懲戒請求と職務停止決定や最近の大検察庁捜査情報担当官室の家宅捜索の過程などで違法が多い」という意見を事前にまとめたとのことだ。

  検察局の検事たちはこの面談で、沈載哲局長に「外部に我々のこうした見解を発表はしないが、局長は我々の意見を秋美愛長官に必ず伝えてほしい」と述べた。これに対して沈載哲局長が何と答えたかは確認されていない。検察関係者は「検事たちの不満がたまり、秋美愛長官の目の前まで迫っているということだろう」と言った。

  同日、検察局の検事たちから意見を伝えられた沈載哲局長は、代表的な親政権派と言われている。秋美愛長官と与党・共に民主党が尹錫悦総長の懲戒と司法処理を推進する重要な根拠として挙げている「判事査察疑惑」も同局長から始まった。同局長は今年2月に大検察庁反腐敗・強力部長を務めていた時に入手した主な裁判所判事の判例・タイプなどに関する文書を持っていたが、今年7月に法務部検察局長になった後、これを「尹錫悦攻撃」の材料として秋美愛長官に提供したものだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/28/2020112880014.html

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