日本メディア「韓流、コンテンツからマーケティングまで成功…日本も学ぶべき」

 日本メディアが韓流コンテンツについて、内容が斬新なだけでなくマーケティング戦略も効果的であるため世界各国で興行に成功しており、日本もこれを学ぶ必要があると主張した。

  日本の東京新聞は29日、「4次韓流ブーム 世界戦略に注目したい」と題する社説で、第4次韓流ブームと呼ばれるほど韓国のドラマや映画、歌謡曲などが今年、日本で大きな人気を集めたとした上で「内容の多彩さ、斬新さだけでなく、世界市場を意識したマーケティング戦略にも注目したい」とつづった。

  同紙は、米国のアカデミー賞で4冠に輝いたポン・ジュノ監督の映画『パラサイト 半地下の家族』、米動画配信大手ネットフリックスを通じて配信され、米国と日本でヒットしたドラマ『愛の不時着』、K-POP、韓国文学(K文学)などを、韓流コンテンツの成功例として挙げ「背景には世界を意識したマーケティング戦略がある」と分析した。

  例えば、ドラマの場合、ネットフリックスと長期契約を結び、巨額の製作費を投じて海外ロケも実施し、本放送終了後に時間をおかずに世界各国に公開されると紹介した。

  また、貧富の差、外国人労働者、性差別など社会問題を果敢に扱い、視聴者の関心を引き付けている上、政府の傘下機関である韓国コンテンツ振興院が毎年脚本を公募するなど国レベルで新人発掘に努めている、と成功の秘密を挙げた。さらに「その結果、韓国ドラマの輸出実績は2018年には年間2億4000万ドル(韓国文化体育観光部)となり、日本(約3200万ドル=日本の総務省)の約8倍に成長したと紹介した。

  東京新聞は、日本の内閣府と経済産業省が自国のコンテンツを輸出するために「クールジャパン戦略」を進めているものの「官庁主導ばかりが目立ち、大きな成果を出していない」として、日本のコンテンツを世界に広めるために一層努力する必要があると促した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/28/2020122880204.html

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