韓米が21年初めの合同軍事演習巡り協議中 対北朝鮮関係も考慮か

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の軍当局が2021年初めに予定する合同軍事演習の実施策を協議していることが31日、分かった。  韓米による大規模な合同軍事演習は年に2回、3~4月と8月中に行われるのが慣例になっている。今年3月初めに予定していた前半期の合同指揮所演習は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて無期限延期され、8月の演習は規模を縮小して実施された。  新型コロナの感染拡大の勢いが衰えなければ、韓米は21年初めの演習も縮小した形で実施するとみられる。  韓国軍合同参謀本部や韓米連合軍司令部、在韓米軍司令部、在韓国連軍司令部は、新型コロナの流行状況などを踏まえて21年の合同演習の方向性などを緊密に協議するようだ。特に、大規模な韓米演習に反発してきた北朝鮮を刺激せずに実施する方策についても意見を交わすとされる。  21年1月にバイデン米政権が発足すれば、韓米は対北朝鮮関係などを考慮した合同演習の実施策についてさらに議論する計画だという。  トランプ米政権は、米朝首脳会談を契機として朝鮮半島の非核化をけん引していく考えから韓米の合同演習を縮小して実施したが、バイデン政権もこうした路線を引き継ぐかどうかが注目される。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/31/2020123180148.html

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