【コラム】海外トピックネタ、尹美香誕生日パーティー

 世界の各地では毎日、変なニュースや奇妙なニュースが相次いでいる。ラブドールと結婚した人、麻薬による幻覚症状で高層マンションから数千万ウォン(数百万円)の現金をばらまいた人、支援金をもらおうと妊娠中の女友達を凍死させたユーチューバー…。外信はこうしたニュースを「変なニュース(Odd news)」「奇妙なニュース(Weird news)」などの名を付けて報道する。韓国メディアは「海外トピック」「異色のニュース」という名でこうしたニュースを伝える。主に驚くほど不思議で珍しい事件が取り上げられる。感動的なニュースもあるが、荒唐無稽(むけい)であきれるような内容が多い。悲しい話や怒り心頭の悪行も少なくない。

  最近は新型コロナウイルス関連の海外トピックが目立って増えている。人類が一度も経験したことのない世の中を生きているのだから、ある意味、至極当然だ。よくあるのは、新型コロナ感染が深刻なのにパーティーを楽しむ人々の話だ。今年7月、米アラバマ州で一部の大学生たちが新型コロナに先に感染した人に賞金をやると約束してパーティーを開き、保健当局に摘発されたことがあった。新型コロナ感染防止指針を破ってパーティーを楽しみ、新型コロナに感染した世界の有名人たちのニュースは実に多い。このほか、「新型コロナは同性結婚に対する神の罰」と言っていたウクライナの宗教指導者が新型コロナに感染して死亡するという出来事もあった。

  ところが、変なニュースは海外ばかりではなかった。与党・共に民主党の尹美香(ユン・ミヒャン)議員=日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)・前理事長=の話も海外トピックネタになる。尹美香議員は先日、マスクをせずに知人とワイングラスを手に乾杯する写真をソーシャル・メディアに投稿し、「(日本軍慰安婦被害者)吉元玉(キル・ウォンオク)さんの誕生日を、ハルモニ(吉さん)の空席を胸に刻んで、我々同士でお祝いし、健康を祈願。夢の話を交わして食事」と説明文を付けた。慰安婦被害者である吉元玉さんの誕生日を、本人不在のまま、自分の仲間同士で集まって祝ったというのだ。写真が物議を醸すと、尹美香議員は「吉元玉さんと連絡がつかないため、知人たちとの食事の場で切なさと恋しさを分かち合った」と弁解した。 ■世界報道自由度ランキング韓国42位、米国45位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/25/2020122580011.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人