韓国政府 一般刑事犯など3024人を赦免へ=政治家は除外

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は29日、新年を前に31日付で3024人を対象に特別赦免、または減刑、復権を実施すると発表した。政治家、選挙事犯は含まれなかった。  赦免の対象には道路交通法、水産業法などに違反した犯罪者、一般刑事犯(凶悪犯を除く)など2920人、経済犯罪を犯した中小企業経営者や小規模自営業者52人、乳児を連れた女性受刑者、重症の受刑者など25人が含まれた。  政府は社会的対立を解消し、地域共同体の回復を図るため、済州海軍基地建設反対集会や米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備反対集会の参加者など26人も赦免の対象に含めた。  また、運転免許、漁業免許の取り消し・停止処分や違反点数が加算された約111万9000人に対する特別減免措置を取り、仕事に復帰できるようにした。飲酒運転、ひき逃げ、乱暴・あおり運転、無免許運転などで処分を受けた人は対象から外された。  秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官は「今回の赦免は国民生活、経済活動、庶民に配慮する方向で対象者を選定した」と説明した上で、新型コロナウイルス流行による庶民経済の困難をともに克服する契機になるよう期待すると述べた。  文在寅(ムン・ジェイン)大統領が赦免権を行使するのは、2017年12月(6444人)、18年2月(4378人)、昨年12月(5174人)に続き4回目となる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/29/2020122980171.html

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