ワクチン接種遅延の懸念 「事実ではない」=文大統領

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日の首席秘書官・補佐官会議で、新型コロナウイルスのワクチンについて、「韓国がワクチンを十分に確保していない、接種が遅れるなどの懸念が一部にある」として、「これは事実ではない」と述べた。  文大統領は「数カ月前から政府レベルの支援体系を稼働させ、専門家たちの意見を聞きながらワクチンの確保に万全を期してきた。ワクチンの接種戦略と目標について複数回にわたり明らかにした」と説明。「当初の方針に従い、滞りなく進めている。すでに十分な量のワクチンを確保しており、突発的な状況に備えて追加確保を推進している」とし、「ワクチンの導入時期を早めるための努力も傾けており、接種の準備を徹底的に行っている」と強調した。  その上で、「来年2月から医療陣や高齢者療養施設の収容者・従事者など、優先順位の高い対象者から接種を始められると予想する」と述べた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/28/2020122880153.html

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