KATUSA・連合軍司令部など1万5千人、希望すれば在韓米軍ワクチン接種へ

 在韓米軍は韓国人KATUSA(在韓米軍部隊に配属された韓国軍兵士)、軍務員、医療従事者だけでなく、韓米連合師団本部、韓米連合司令部、空軍構成軍司令部など在韓米軍と共に任務を遂行する韓国軍部隊兵士にも新型コロナワクチン接種を検討していると30日、伝えられた。現在、在韓米軍基地で働いて軍務員などの韓国人職員は約1万人いる。KATUSA兵士3500人、連合軍司令部・空軍などの兵士をすべて合わせれば約1万5000人の韓国人に在韓米軍供給のワクチンを接種する可能性が生じたことになる。韓米連合司令部の金承謙(キム・スンギョム)副司令官ら韓国軍将校たちも接種の対象に含まれるものと見られる。在韓米軍は29日に米モデルナ社のワクチン接種を開始した。来月から大規模な接種が行われるものと予想される。 ■コロナ禍の世界で安全な国3位に韓国、1位は?  これに先立ち、国防部は「在韓米軍が搬入した新型コロナワクチンを米軍内の韓国人たちも接種できるよう許容するという見解を米軍側に通知した」と明らかにした。この前日の29日、韓国政府の使用承認が出ていないという理由により、米軍基地内の韓国人看護師らに対するモデルナ社のワクチン接種が保留されていたが、一日で許容に転じたものだ。軍とその周辺や、政界の一部からは「韓国政府は韓国人KATUSAらの接種を故意に遅らせたのではないか」と疑う声が上がっていたが、政府関係者は「接種に関する実務的な交渉は正常に行われた。政治論理は介入していない」と語った。中央防疫対策本部のチョン・ユジン国際協力担当官は「在韓米軍所属の韓国軍兵士・医療従事者のワクチン接種は、事前に副作用や被害補償策などを十分に告知し、自発的な同意を基盤とすることについては、政府が制限しない」と述べた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/12/31/2020123180022.html

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