「『ただではおかない、1000人で押し掛けるぞ』…光復会がこんな脅迫してもいいのか」

「崔在亨事業会」のムン・ヨンスク理事長

  法定の報勲団体である光復会が、「独立運動家崔在亨（チェ・ジェヒョン）賞」の授与に抗議する崔在亨記念事業会側を「会員1000人ほどが押し掛ける」と脅迫したという主張が出てきた。社団法人「独立運動家崔在亨記念事業会」のムン・ヨンスク理事長は26日、「金元雄（キム・ウォンウン）光復会長を訪ねようと光復会に電話をかけたが、ほとんど脅迫のようなことをされた」と語った。同記念事業会は独自に「崔在亨賞」を授与しているが、光復会で何の相談もなく同じ名前の賞を作って授与し始めたからだ。

  光復会は今月25日、秋美愛（チュ・ミエ）法務長官に崔在亨賞を授与した。過去1年にわたって無理な「尹錫悦（ユン・ソクヨル）検察総長追い出し」を試みて史上最大規模の「検察の乱」まで招いた現職閣僚に独立運動家賞を授与し、物議を醸した。ムン理事長は本紙のインタビューで「崔在亨先生も、ご自分の名を冠した賞を秋美愛法相が受けることをお喜びにならないでしょう」と語った。

  ムン理事長は「25日に光復会の総務局長と電話をしたが、『来ても無駄ですよ。会長に時間はありません。来る必要はありません。うちの光復会員1000人ほどが理事長さんのところに押し掛けると意気込んでいる。どうなさいますか』と言った」「記念事業会の後援会員をなさっている方が光復会に抗議の電話をしたら『またこんな電話をかけてきたらただではおかない』という脅迫を受けたという」と語った。本紙はこれについて釈明を聞くため光復会総務局長のA氏に何度も電話し、メモを残したが、返答はなかった。 ■「世界で最も平和な国」1位はアイスランド、韓国48位、TOP10は？

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/27/2021012780042.html