17世紀のモンゴルの経典、修理完了

 韓国国立文化財研究所の文化財保存科学センターは1月27日、「モンゴル科学アカデミー歴史・考古学研究所が2019年に保存処理を依頼した17世紀ごろのモンゴルの仏教経典について処理を終えた」と発表した。 ■旅行・観光競争力1位はスペイン、韓国16位、日本は?  保存処理を行った遺物は、経木(きょうぎ)や紙に古代モンゴル語で書かれた経典など21点。ウランバートル西方のザブハン県テスに位置する「ソム・トルゴイ」建築遺跡で発見されたもので、破れて幾つもの破片になっていたりしわになっていたり、また汚染物質がかなり付着していて表面に書かれた文字を確認するのが難しい状態だったりした。文化財保存科学センターは「汚染物を除去し、紙の経典の破れた部分はコウゾの紙を使って補強した」とし「放射性炭素年代測定で紙の経典の制作年代を確認するとともに、赤外線撮影で文字を鮮明に確認し、経典研究の基礎資料を確保した」と説明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/29/2021012980075.html

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