2020年の韓国経済成長率 マイナス1%=98年以来の低水準
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は26日、2020年10~12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前期比1.1%増加したと発表した。20年通年ではマイナス1%となった。マイナス成長はアジア通貨危機の影響を受けた1998年(マイナス5.1%)以来。 20年の成長率は新型コロナウイルスの影響で1~3月期はマイナス1.3%、4~6月期はマイナス3.2%、7~9月期は2.1%となっていた。 10~12月期は輸出が好調だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、民間消費が打撃を受けた。輸出は半導体や化学製品を中心に5.2%増となった。輸入も機械・装備(装置や設備)などを中心に2.1%増加した。民間消費はサービス(飲食宿泊・運輸)や財貨(飲食料品など)などが振るわず、1.7%減となった。 業種別の成長率は▼製造業2.8%▼農林漁業4.9%▼サービス業0.4%▼建設業2.6%▼電気ガス水道業5.9%――などだった。 実質国内総所得(GDI)の伸びは貿易環境の悪化の影響でGDPの成長率より低い0.7%にとどまった。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/26/2021012680016.html
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