「2025年に金剛山で世界アマゴルフ選手権を」

 大韓ゴルフ協会の李重明(イ・ジュンミョン)新会長が26日、2025年の世界アマチュアチーム選手権を北朝鮮にある金剛山アナンティゴルフ場に誘致する考えを示した。

  李会長はこの日、大韓ゴルフ協会(KGA)会長就任式の席で「南北和解の雰囲気を高める最初の試みとして、金剛山アナンティゴルフ場で大会が開催されれば、国家的にも非常に大きなシナジー効果が得られるだろう」とした上で「大会誘致に向けて政府の関係部処(省庁)と現在協議中で、協会もタスクフォースを立ち上げて実現に向け最善を尽くしたい」と述べた。

  世界アマチュアチーム選手権大会は国際ゴルフ連盟(IGF)が主催する大会で、1958年から2年ごとに開催されているアマチュアでは最高の権威がある大会の一つだ。現在はアニカ・ソレンスタム氏がIGF会長を務めている。145の加盟国のうち72カ国の男女の選手たちが2週間にわたり競技を行う。韓国でこの大会が開催されたことはなく、2022年にフランスのパリ、23年にはUAE(アラブ首長国連邦)のドバイで開催される予定だ。25年の大会は来年9月のパリ大会の際に開催されるIGF総会で決まる。金剛山アナンティゴルフ場は李会長率いるアナンティグループの前身であるエマーソン・パシフィックが04年にオープンし、07年には韓国プロゴルフ(KPGA)ツアー金剛山アナンティNH農協オープンが開催された。しかし正式オープン直前の08年7月、金剛山で観光客銃殺事件が発生した影響でオープンが先送りされ、その後は南北関係が硬直した状態で放置されてきた。この日の会長就任式には韓国文化体育観光部(省に相当、以下同じ)の朴良雨(パク・ヤンウ)長官、統一部の徐虎(ソ・ホ)次官らが出席した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/27/2021012780003.html

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