30個7000ウォン…韓国で鶏卵価格が高騰

 鶏卵の価格が一夜にして7.3%も急騰し、30個あたり7000ウォン(約654円)を突破した。韓国では一般のスーパーでも鶏卵が30個ずつ売られていることが多い。農水産食品流通公社が29日に明らかにしたところによると、大型スーパーや昔ながらの市場で販売されている鶏卵30個の平均価格は28日に7253ウォン(約678円)を記録したという。最高販売価格は8000ウォン(約748円)、最低販売価格も5100ウォン(約477円)だった。27日の平均価格は6761ウォン(約632円)だったが、1カ月前は5724ウォン(約535円)だった。 ■世界一食料品価格が高いのはチューリッヒ、ソウル6位、東京は?  鶏卵の値段が最近急上昇している原因は、昨年11月下旬から拡散し始めた鳥インフルエンザにある。国内の産卵鶏7500万羽のうち、これまで約1100万羽が殺処分されたと大韓養鶏協会では推算している。

  このほど輸入された米国産鶏卵は30個平均公売価格5486ウォン(約513円)だが、第1次分が約100万個で、国内の一日平均鶏卵生産量(4600万個)の2.1%に過ぎず、市場の安定という点でそれほど助けにならないとの分析もある。政府は上半期だけで合計5万トンの鶏卵を輸入する予定だ。

  供給不足のため、大型スーパー3社では15日から消費者1人当たりの一日鶏卵販売数を制限している。Eマートやホームプラスでは1人当たり30個、ロッテマートでは90個まで買うことができる。インターネット・ショッピングサイトでは鶏卵が品切れするという事態も発生している。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/30/2021013080017.html

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