「被害呼訴人」呼称をつくった南仁順議員、事件発生6カ月後にFBで謝罪

 与党・共に民主党の南仁順(ナム・インスン)議員が、朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長に対するセクハラ(性的嫌がらせ)告訴が同前市長側に流出した過程に関与したとの疑惑が持たれていることについて、26日、「被害者に深く謝罪申し上げる」と謝罪した。これは、前日に国家人権委員会が朴元淳前市長の言動をセクハラだと結論付けたことを受けてのものだ。南仁順議員がこの件と関連して公式謝罪したのは事件発生から6カ月を経てのことだ。しかし、この日も公式の場には出ず、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」に投稿するという形で謝罪した。朴元淳前市長が提訴されるという情報を流出させたことについても最後まで否定した。

  南仁順議員は同日、フェイスブックに「国家人権委員会の職権調査の結果を謙虚に受け入れる」「被害者やソウル市民をはじめとする国民の皆様にご心配をおかけした」と書いた。同議員はこの日、被害者を「被害呼訴人(被害を訴えている人)」と呼んで2次加害をしたという指摘に対しても、「被害を否定するような誤解と不信を生じさせ、被害者がいっそう大きな傷を負うことになった」と述べた。南仁順議員は朴元淳前市長事件発生直後、同党の女性議員グループチャットで、被害者のことを「『被害呼訴人』と呼ぼう」と提案したと言われる。同議員は政界に入る前、韓国女性団体連合の常任代表を務めたほか、共に民主党のジェンダー暴力対策タスクフォース(TF)委員長も務めている。 ■自国で報道されたニュースを信頼できますか? 韓国は最下位、日本は…

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/27/2021012780005.html

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