【コラム】8カ月で与党政治家3人に授与された光復会「崔在亨賞」

 金元雄(キム・ウォンウン)氏が会長を務めている光復会(独立運動家とその遺族の団体)が1月25日、法務部(省に相当)の秋美愛(チュ・ミエ)長官に「崔在亨(チェ・ジェヒョン)賞」を与えた。功績は「親日派財産の国家帰属の努力が認められる」というものだ。イモを飲み込んだようにむかむかするので、幾つか指摘しておく。

  崔在亨(1860-1920)は咸鏡道の奴婢(ぬひ)出身だった。1860年代に父に連れられてロシアに移住した後、成功を収めた富豪だった。その資金で独立運動を行った。安重根(アン・ジュングン)が使った拳銃も、射撃練習場も、彼が提供した。安重根の身分証も、崔在亨が作った「大同共報」の記者証だった。崔在亨は1920年4月4日、日本軍がウスリースクの韓人村を襲撃した「4月惨変」の際に道端で撃ち殺された。墓もない。その巨人をたたえる賞を、政治家の秋美愛氏に与えた。幾つか釈明を聞きたい。

  第一に、回数と授賞の対象だ。光復会が与えた最初の崔在亨賞は2020年5月、故人の金相賢(キム・サンヒョン)元「共に民主党」常任顧問に対してだった。名目は「透徹した歴史意識で民族精気の宣揚に貢献」し「生存独立運動家の品位維持費支援政策を実現」したという理由だった。賞は金議員の息子である金映豪(キム・ヨンホ)「共に民主党」議員が受け取った。 ■世界最高の国ランキング1位はスイス、韓国は20位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/27/2021012780049.html

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