韓国・ウズベキスタン首脳 貿易協定の交渉開始で合意

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領とテレビ会談し、両国の貿易協定に関する交渉を開始することで合意した。韓国にとってはロシアや中央アジア諸国との協力を強化する「新北方政策」の対象国と推進する初めての貿易協定で、新北方地域への進出の足掛かりとなる。  韓国の産業通商資源部によると、韓国が新北方地域の国と締結した貿易協定はなく、ロシアとサービス・投資の自由貿易協定(FTA)交渉を進めている。  韓国とウズベキスタンの昨年の貿易額は17億2000万ドル(約1800億円)。韓国はウズベキスタンに自動車部品や乗用車などを輸出し、パルプや純綿、果実類などを輸入している。  ウズベキスタンとの貿易協定は韓国が推進する新しいFTAモデル「STEP」の第1弾でもある。STEPは持続可能な貿易・投資協力モデルで、市場開放のほか、韓国の産業発展とFTA推進経験を共有して開発途上国の経済成長を支援し、経済協力関係を強化する取り組みだ。  両国は今年1~3月期に第1回交渉を行う方針だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/28/2021012880211.html

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