民主党のセクハラには目をつぶった親文が猛攻撃「正義党は解党せよ」

 「正義党は懲戒ではなくなぜ告訴・告発をしないのか」  「進歩の看板に泥を塗れないというくだらないプライドが作用した」

  韓国の革新系野党・正義党が25日に金鍾哲(キム・ジョンチョル)前代表による同党所属の張恵英(チャン・ヘヨン)議員に対するセクハラ事件を公表した直後から、親文(親・文在寅〈ムン・ジェイン〉)系のコミュニティーやSNS(会員制交流サイト)には文大統領の過激な支持者らによる、正義党を「狙撃」する書き込みが相次いでいる。

  前日に韓国与党・共に民主党が公式論評で「衝撃を超えて驚愕(きょうがく)を禁じ得ない出来事」と指摘したのに続き、同党の過激な支持者たちがそこからさらに踏み込み「ついでに正義党は解散すべきだ」などと主張し始めたのだ。安熙正(アン・ヒジョン)元忠清南道知事、呉巨敦(オ・ゴドン)元釜山市長、朴元淳(パク・ウォンスン)元ソウル市長ら民主党所属の知事や市長らによるセクハラ問題後に再び発覚した今回の事件を巡っては、「政界全体が自省すべきだ」などの声が上がっているが、過激な文在寅支持者らは正義党だけを猛攻撃しているのだ。

  正義党は昨年から自治体トップらによるセクハラ問題や重大災害法の採決遅延問題などで民主党を強く批判してきたため、過激な文在寅支持者らは正義党に対して露骨な不快感を示してきた。ネットには「魯会燦(ノ・フェチャン)がいなくなってから正義党がこうなることは分かっていた。国民のお荷物(編注:保守系野党・国民の力をやゆ)の第2中隊をやる時からだ」「今度は正義党の解体が答えだ」「セクハラ事件が起これば家宅捜索もやるべきだ」「正義党のばかな姿、ざまあみろ」などの書き込みが相次いでいる。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、米国28位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/27/2021012780024.html

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