【社説】大学と大学院は虚偽の書類で、インターンは文大統領の同志が院長務める病院で

 このほど医師国家試験に合格したチョ国(チョ・グク)元法務部長官の娘チョ・ミン氏が国立中央医療院のインターンに志願し、面接まで受けていたことが明らかになった。定員9人のところに16人が志願、29日に合格者発表が行われるが、病院やその周辺ではチョ・ミン氏合格を既成事実化しているという。国立医療院は保健福祉部の傘下機関であり、特に鄭基賢(チョン・ギヒョン)院長は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の政治的同志として知られている。チョ・ミン氏がなぜこの病院に志願したのか、その理由を知らない人はいないだろう。

  文大統領は、チョ国元長官に向かって「非常に大きな心の借りがある」と言った。このような状況の下、青瓦台と保健福祉部の顔色をうかがわなければならない病院で、院長が文大統領の同志ならば、チョ・ミン氏のインターン面接が公正かつ客観的に行われたと考える国民は多くないだろう。

  チョ・ミン氏が経てきた大学や教育部の中で、1カ所でも正常な措置を取っていたら、同氏がインターン試験を受験すること自体、不可能だった可能性が高い。そもそも高麗大学受験時の出願書類が虚偽だと検察は控訴状で指摘している。大学入学そのものが取り消されるべきだということだ。釜山大学医学専門大学院受験時の経歴証明書4件も偽造・虚偽だとの判決を一審裁判所が出した。裁判所は「経歴偽造が確認されていたら、医学専門大学院入試で脱落していただろう」という判断まで示した。 ■腐敗認識指数1位はデンマーク&NZ、韓国は39位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/29/2021012980027.html

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