現代自動車 20年の営業益23%減=コロナで市場冷え込む

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が26日発表した2020年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は2兆7813億ウォン(約2610億円)で前年比22.9%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大で世界の自動車市場が冷え込んだことが影響した。  売上高は前年比1.7%減の103兆9976億ウォン。2年連続で100兆ウォン台を達成した。営業利益率(売上高に対する営業利益の割合)は2.7%で、0.8ポイント下落した。純利益は33.5%減の2兆1178億ウォンだった。  完成車の販売台数は374万4737台(国内78万7854台、海外295万6883台)で15.4%減となった。国内販売は6.2%増加したのに対し、海外は19.7%減少した。  20年10~12月期の業績を見ると、営業利益は前年同期比40.9%増の1兆6410億ウォンとなった。スポーツタイプ多目的車(SUV)や高級車の販売比重が高まり、大幅に改善した。  売上高は前年同期比5.1%増の29兆2434億ウォン。ウォン高の逆風の中でも、付加価値の高い新車の販売拡大による製品ミックス(構成)の改善などが売上高を押し上げたと同社は説明している。営業利益率は5.6%で、17年7~9月期(5.0%)以来の5%台となった。当期純利益は78.3%増の1兆3767億ウォン。  20年10~12月期の完成車の販売台数は国内が20万4190台、海外が93万5393台の計113万9583台。国内販売は前年同期比5.0%増加した一方、海外は6.6%減となり、全体では4.7%減少した。  同社は、21年の世界販売目標を国内74万1500台、海外341万8500台の計416万台としている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/26/2021012680217.html

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