【社説】毎日発覚する韓国警察の虚偽・隠蔽・不正・犯罪、捜査権を持つ資格あるのか

 韓国警察の主要事件における虚偽、隠蔽、不適正な捜査が連日発覚している。人権委員会は「朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長がセクハラを行った」と発表した。発表するまでもない自明の事実だ。ところが、警察はついにセクハラの有無を判断しなかった。その間、被害者は二度の被害を受けた。警察は李容九(イ・ヨング)法務部次官のタクシー運転手暴行ももみ消した。運転手が動画を見せたにもかかわらず、警察官は「見なかったことにする」と言ったという。ジョンインちゃん虐待死事件では3回の通報を黙殺したことが死につながった。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、日本は?  韓国の不正や犯罪も旧態依然だ。警察署長の官舎に泥棒が入り、現金1300万ウォン(約122万円)と黄金の階級章が盗まれたのに、警察は被害事実を虚偽記載したという。金品の出所も疑問だ。事件をもみ消すと持ちかけ、億ウォン単位のカネを要求して逮捕された警察官もいる。未明4時に貴金属店で2500万ウォン相当の貴金属を結んだ犯人を捕まえてみたら、経歴数十年の警察官だった。

  文在寅(ムン・ジェイン)政権は警察に多くの権力を与えた。検察・警察の捜査権調整により、検察には腐敗、経済、選挙など6分野の捜査権だけを残し、残る捜査権は警察に移管した。政権の不法を捜査する検察の力をそぎ、言うことを聞く警察を厚くもてなした。警察は検察の捜査指揮を受けず、事件の第一段階の捜査を終結できるようになった。今や警察は国家捜査本部、国家警察、自治警察へと肥大化している。

  警察は政権に対する恩返しとして、権力の忠犬の役割を果たしている。警察の「ドルイドキング」に対する捜査は最初から最後まで甘かった。蔚山市長選挙当時、野党候補が公認証書を受け取った当日、事務所を急襲し、泥水を浴びせた。大学生が大学構内に大統領批判の壁新聞を張ったとして、住居侵入容疑を適用した。暴力的な全国民主労働組合総連盟(民主労総)には殴られ、コケにされる。そんな警察には捜査権を持つ資格があるだろうか。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/27/2021012780105.html

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