李在鎔サムスン副会長再上告せず、懲役刑確定

 朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領に対する贈賄罪で起訴され、ソウル高裁での差し戻し審で懲役2年6月の実刑を言い渡された李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は25日、再上告を見送った。再上告の期限だったっ同日までに朴英洙(パク・ヨンス)特別検事チームも再上告を見送ったため、李副会長に対する判決は26日午前0時に確定した。 ■フォーブスが選ぶ「最高の雇用主」1位にサムスン…TOP10は?  李副会長側の李仁宰(イ・インジェ)弁護士は「李副会長が今回の判決を謙虚に受け入れ、再上告しないことを決めた」と説明した。2019年8月に大法院全員合議体(大法廷に相当)が審理をソウル高裁に差し戻した際、有罪か無罪かの判断を確定しており、再上告しても実益がないと判断したものとみられる。特別検事側も報道資料を通じ、今月18日のソウル高裁による判決は大法院全員合議体による判決の趣旨に沿ったものだと判断し、再上告しないことを決めたと説明した。また、「これにより、特別検事が起訴した事件のうち、『民間人による国政介入疑惑』の真相究明という特別検事法の目的は事実上達成された」とも指摘した。

  李副会長はソウル高裁での差し戻し審で、朴槿恵前大統領と崔(チェ)ソウォン氏=改名前・崔順実(チェ・スンシル)=にチェ氏の娘の乗馬支援費など総額86億ウォン(約8億1000万円)の賄賂を贈り、そのために会社資金を横領したと認定され、懲役2年6月の判決を受けて収監された。これに先立ち、李副会長は18年2月の二審で執行猶予付き判決を受けて釈放されるまで353日間収監されており、今後仮釈放がなければ、22年7月まで服役することになる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/26/2021012680004.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人