「韓国政府、Kポップスクールを評価しつつも…いざ設立となると難色」

 「自治体や教育当局を訪ねて『Kポップスクール』の話をすると、みんな『すごくいい』と言う。けれどいざ学校を設立したいと言うと、『そういう学校を作れる制度がない。残念だ』と言う」  SMインスティテュート(SM Institute)のチェ・ジンヨン代表(51)は1月15日、SMが推進している「Kポップスクール」について本紙のインタビューに応じ、「今まで『なかった道』をつくるもの」だとしつつ、このように語った。チェ代表は2000年に「デジタルデソン」を創業し、漢陽大学グローバル起業家センター教授、ミネルバ大学韓国コンサルタント、鍾路学院ハヌル教育社長を歴任したIT教育革新の専門家だ。韓国をはじめベトナムなどでも「Kポップスクール」進出を進めているが、肝心のKポップの「本山」である韓国国内では各種の制度的障壁を実感しているという。 ■2020年最もツイートされた人物6位にBTS…1位は?  チェ代表は「世界的に学校と学習塾の区分がなくなる傾向にある」とし「現在最も革新的と評価されている米国のミネルバ大学(100%オンライン授業)やフランスのエコール42(教材なし、校舎なし)といった学校も、韓国では全て違法」と語った。教科書や校舎、キャンパスがなければ学校設立を認めない韓国の法規制を改めるべきだという。

  チェ代表は「知識輸出国」を強調した。韓国が最もうまくできる分野、すなわちKポップや韓流文化を教え、伝えられるように教育方式を輸出しようというのだ。「第4次産業革命時代は、何であろうと新たな構図を組み上げなければなりません。世界の韓流ファンを考慮すると、Kポップ教育は留学生や家族、友人まで一度に数千人を韓国にかき集めることができます」。韓国政府と起業家、教育者が「新たな形の学校、教育」のために額を寄せ合い、乗り出さなければならないという。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/01/29/2021012980083.html

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