三一節「9人以下の集会」も阻止するという警察・ソウル市、また「防疫二重規範」

 警察とソウル市が三一独立運動記念日である3月1日の「三一節集会」に厳正に対応するとの方針を明らかにした。さらに、現在の首都圏防疫指針上、許容されている「9人以下の集会」についても、「防疫上の懸念がある場合は禁止する」としている。今月19日にソウル広場で行われた、故・白基玩(ペク・キワン)統一問題研究所所長の告別式に1000人集まったことを事実上放置した警察とソウル市は、行事の主体の性格・傾向によって「防疫の二重規範(ダブルスタンダード)」を適用していると指摘されている。

  ソウル市のキム・ヒョク総務課長は23日、「ソウル警察庁と随時連絡を取り合い、三一節集会の動向を把握している」「現在の新型コロナウイルスの状況が厳しいことを十分に認識し、違法集会による感染拡大を防ぐため、あらゆる措置を尽くしたい」「集会の形態と規模、連帯の可能性など、集会開催動向が具体化し次第、厳正に対応する」と強調した。ソウル警察庁関係者も同日、「感染病法違反が発生しないよう、ソウル市と協議し、新型コロナ感染拡大の恐れがある集会は禁止する予定だ」と述べた。

  警察は三一節集会まで1週間となった21日までに、ソウル地域で届け出があった10団体の集会95件を禁止したと発表した。ソウル市が指定した「集会禁止区域」か、または「10人以上」で届け出たというのが理由だ。23日現在、ソウル市は鍾路区・中区など市中心部一帯を集会禁止区域に設定、2人以上の集会を阻止している。そのほかの地域でも10人以上の集会は違法だ。 ■「世界で最も平和な国」1位はアイスランド、韓国48位、TOP10は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/24/2021022480129.html

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