91歳鈴木会長の退任の辞は「歩け、人間は仕事を放棄したら死んでしまう」

 「挑戦することが人生だ。皆さんも仕事を続けてください。人間は仕事を放棄したら死んでしまう」

  創業102年の会社を退く91歳の経営者が退任の辞で強調したのは、最後の瞬間まで仕事をする人生だった。海外でも「SUZUKI」ブランドで有名な自動車・オートバイ製造企業「スズキ」を40年以上率いてきた鈴木修会長。鈴木会長は24日、オンライン退任記者会見で、「生きがいは仕事」「歩け、歩け」と言った。特にインド市場を開拓したことに言及し、「地球上に市場はいくらでもある。行動力を持って(インドのような新しい市場を)探し出せ」と言った。同氏が正式に退任するのは今年6月だ。

  鈴木会長は日本の自動車メーカーとしては初めて進出したインドで、一時約50%のシェアを記録した。インドで動いている車の2台に1台がスズキだったということだ。日本経済新聞は、日本の自動車業界がインドに見向きもしなかった1980年代に鈴木会長はインド進出を決定した、と報道した。

  鈴木会長は「私に先見の明があったわけではない。偶然、インドが見えて『上陸』した結果だ」と謙虚に語ったが、「勘ピューター」というニックネームにふさわしく、絶え間ない研究がこれを可能にした。 ■フォーブスが選ぶ「最高の雇用主」1位にサムスン…アマゾンは?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/26/2021022680004.html

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