コロナワクチン「接種第1号」指定せず 全国で同時に開始=韓国当局
【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁は25日、国内で26日から始まる新型コロナウイルスワクチンの接種に関し、特定の個人を「接種第1号」として指定せず、全国で同時に接種を開始すると発表した。26日午前9時に全国で同時に始まるワクチン接種を受ける療養型病院や療養施設の65歳未満の入院・入所者、従事者がみな最初の接種者になると説明している。 疾病管理庁は初日の接種の様子を一部公開する。26日午前9時からソウル市道峰区の保健所で療養施設の従事者60人ほどが英アストラゼネカのワクチンの接種を受けることになっており、この従事者らが全国に公開される「最初の接種者」となる格好だ。 同庁が接種第1号を決めなかったことを巡っては、政界での論争を意識したとの見方もある。野党からは、アストラゼネカのワクチンに対する国民の不安を解消するため文在寅(ムン・ジェイン)大統領が最初に接種を受けるべきだとの声も出ていた。 新型コロナワクチンの接種第1号を決めないケースは見当たらない。韓国より先に接種を開始した国の接種第1号は、医療従事者、高齢者、国のトップなどさまざまだった。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/25/2021022580155.html
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