「田中角栄元首相、キッシンジャーのせいで失脚」

 田中角栄元首相が1976年に「ロッキード事件」で検察に逮捕された背景には、中国との国交正常化を巡る米国との対立があった、という主張を収めた書籍が日本社会で注目を集めている。田中角栄は1972年7月から2年5カ月にわたり首相を務め、退任からわずか2年後にロッキード事件で起訴された。

  毎日新聞は22日、国際ジャーナリストの春名幹夫氏が米国の機密資料に基づいて執筆した『ロッキード疑獄 角栄ヲ葬リ巨悪ヲ逃ス』が最近出版されたことに触れて「(同書は)事件の背景に外交があることを発掘した」と報じた。これに先立ち読売新聞も、同書について「戦後日本の最も大きな汚職事件の真相に迫った」と評価した。

  田中角栄は、首相在職時に米国の防衛関連企業ロッキードから5億円を受け取り、全日空に対してロッキード社の飛行機(ロッキード・トライスター)を買うよう圧力を加えた疑いで逮捕された。首相退任後もおよそ100人の国会議員を率い、陰の実力者として活動してきた田中角栄の拘束は、日本社会に大きな衝撃を与えた。 ■「アジア・パワー指数」1位は米国、韓国7位…日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/23/2021022380003.html

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