韓国全経連が現会長を再選へ 6期12年で過去最長に

【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の全国経済人連合会(全経連)は25日、26日に開催する定期総会で現職の許昌秀(ホ・チャンス)GSグループ名誉会長を次期会長に推挙することを決めたと明らかにした。  全経連は「許会長はもろもろ困難な環境の中で全経連をリードし、国内外の経済条件が良くない状況で全経連と民間経済界を率いることができる適任者だという意見で一致した」と説明した。  これにより、許氏は2011年から過去最長の6期12年にわたり会長を務めることになる。全経連会長の任期は2年で、再選は無制限で可能だ。  許氏の再選で、会長の任期が今年満了する大韓商工会議所、全経連、韓国貿易協会の経済3団体全ての次期トップが決定した。  ただ、今回トップが入れ替わった大韓商工会議所や韓国貿易協会とは異なり、全経連は人材不足から許氏の再任が決まったもので、今後刷新を求める声が上がりそうだ。  財界関係者は「大韓商工会議所をはじめ、他の経済団体が新たな人物を迎えて変化を図るなか、全経連が許会長体制の下でどのような方向に進むか関心が集まっている」とし、経済団体の統合説が出ている中で刷新への要求はさらに強まるだろうとの見方を示した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/25/2021022580268.html

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