朴範界法務部長官が大田入り、現地高検検事ら集団休暇

 24日に大田高検を訪れた朴範界(パク・ポムゲ)法務部長官は当初、高検幹部との懇談会を予定していたが、対象者の大半が年次休暇を取り、出勤しなかったため、懇談会が中止されたことが分かった。政権寄りの検事の大半が留任となった今回の検察人事などを巡り、朴長官に対する検察内部の反感が高まっていることを反映した格好だ。

  法務部は同日、朴長官が大田高検を訪れた後で配布した報道資料を通じ、「朴長官は大田高検を訪れ、姜南一(カン・ナムイル)大田高検長および高検幹部と約1時間懇談した」と発表した。しかし、本紙取材を総合すると、当初法務部は大田高検の検事が出席する懇談会を準備していたが、検事の大半が年次休暇を取得したため、「高検幹部懇談会」に変更したという。

  大田高検は姜南一高検長と金錫佑(キム・ソクウ)次長職務代理と6人の検事で構成されている。朴長官との懇談会には姜高検長、金次長職務代理、梁碩祚(ヤン・ソクチョ)企画検事が出席しただけで、残る5人の大半は欠席したという。法曹界関係者は「欠席するわけにはいかない高検長らだけが出席し、残る高検検事の大半が同じ日に休暇を取ったのが偶然の一致であるはずがない。朴長官に『無言の抗議』を行ったものだ」と指摘した。 ■「2020年世界革新指数」2位韓国、TOP10は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/25/2021022580083.html

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