フィギュア:車俊煥、初のトップ10入り

 車俊煥(チャ・ジュンファン、19)が韓国人男子選手としては初めて、フィギュアスケート世界選手権で10位以内に入った。

  27日、スウェーデンのストックホルムで開かれた同選手権の男子フリーで154.84点を出した車俊煥は、ショートプログラム(SP)との合計が245.99点となり、10位になった。男子シングルの韓国人選手の同選手権における最高成績(1991年、チョン・ソンイル14位)を30年ぶりに更新したものだ。韓国はひとまず、来年の北京冬季五輪における男子シングルの出場権を1枠確保した。新規定による追加確定手続きに関して、国際スケート連盟(ISU)の発表に基づき、追加で1枠得ることができる。

  先月から腰痛に脚の筋肉断裂が重なり、鎮痛剤を打って耐えてきた車俊煥は「十分に休んでから五輪の準備に入る」と明らかにした。北京冬季五輪に出場するには、車俊煥も国内の代表選抜戦を行わなければならない。ネイサン・チェン(21)=米国=はフリーで4回転ジャンプ5つを完ぺきにこなして同選手権3連覇(320.88点)に成功、2位・鍵山優真(17)=日本=の291.77点を30点近く上回った。羽生結弦(26)=日本=はフリーで振るわず3位(289.18点)に終わった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/29/2021032980001.html

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