朝鮮王朝時代の金属活字版書籍 早稲田大で発見

【ソウル聯合ニュース】朝鮮王朝第4代王、世宗大王の在位中(1418~1450)に金属活字で印刷された書籍「吏学指南」が早稲田大の図書館に所蔵されていることが分かった。海外所在の韓国文化財を調査・研究する「国外所在文化財財団」が先ごろ発刊した、早稲田大図書館の韓国関連の書籍を調査した報告書で明らかにした。  「吏学指南」は1301年に元王朝時代の中国で編纂された官吏のための指針書。今回、見つかったのは1421年に金属活字で印刷されたもので、「吏学指南」の金属活字版が発見されたのは今回が初めて。韓国にも残っていないという。  財団は、木版よりも早い時期に金属活字で印刷された事例という点で印刷の歴史上、重要な意味があると説明した。   同報告書には「吏学指南」をはじめ、韓国関連の書籍482種2686冊の特徴や成立事情、出版年などの詳細な情報が盛り込まれた。  またこれまで所蔵が確認されていたものに加え、新たに62種類の資料が加えられた。  今回の報告書は、国内だけでなく早稲田大や海外とも共有して活用できるように、韓国語と日本語の混合版で発刊された。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/29/2021032980245.html

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