【コラム】「暴露時代」を生き残るには

 最近イ・ジョンスというお笑い芸人が「マンションでの騒音加害者」として名指しされた。下の階に住む住人が書き込んだという書き込みのためだった。イ・ジョンスは数回にわたって釈明を行った後、直接謝罪するため果物かごを持って下の階を訪れた。ところが階下の住人はむしろイ・ジョンスを歓迎し「私はそんな書き込みをした覚えはない」と言った。後で分かったことだが、暴露した人物は隣人でもなく、イ・ジョンスと面識がある人物でもなかった。暴露した人物は「イ・ジョンスがソーシャルメディアに掲載した写真を見たところ、騒音のため階下の住人が苦労しているように思えてアップした」との書き込みを残し、突然姿を消した。

  最近、スポーツ選手や芸能人による過去の「校内暴力」に対する暴露が、恐ろしい勢いでネット上に拡散している。「あの日殴られた時は本当に痛かった」「怖くてぶるぶる震えた」などの内容だ。暴露された有名人たちは謝罪文を発表して頭を下げる。このような暴露が持つ善の効果は、弱者を苦しめた前歴があるにもかかわらず富と名誉を手に入れた人々が遅ればせながらも反省する機会を持つという点にある。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/26/2021032680151.html

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