韓国通商トップ WTO新事務局長と初面会=コロナ克服策など議論

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は30日、兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が世界貿易機関(WTO)の事務局長に就任したナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相と面会し、WTOの改革と新型コロナウイルス克服のために協力することで一致したと発表した。    WTOの事務局長選では両氏が最終候補に残ったが、兪氏が辞退したことでオコンジョイウェアラ氏が事務局長に選出された。両氏が正式に面談するのは今回が初めて。  兪氏は祝意を表するとともに、事務局長選の過程で確認した各加盟国のWTOに対する期待感と懸念を伝えた。また、事務局長の今後の活動を韓国が積極的に支援すると表明した。  兪氏とオコンジョイウェアラ氏は、WTOの危機論が持ち上がっている中で次回の閣僚会議までに必ず実質的な成果を導き、多国間貿易体制の回復をWTOが主導しなければならないとの考えで一致した。  新型コロナ克服に向けたWTOの努力や韓国との協力策なども議論した。  兪氏は、オコンジョイウェアラ氏が就任後にワクチンの供給改善と世界的なワクチン製造能力拡大のために多大な努力をしたと高く評価した。また、韓国の優れたワクチン製造力と生産事例を紹介し、可能な協力策を模索することを提案した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/30/2021033080201.html

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