米国が発表した北ミサイルの声明、日本海の代わりに東海と表記

 アジア・太平洋地域を管轄する米インド太平洋軍が24日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関する声明を発表した際、「東海(East Sea)」という表記を用い、日本が反発している。米軍はこれまで、東海を「日本海(Sea of Japan)」と主に表現してきた。

  米国の時事週刊誌『TIME』によると、インド太平洋軍のマイク・カフカ大佐は、北朝鮮のミサイル発射に関する声明で「われわれはこの日午前に東海に(into the East Sea)発射されたミサイルについて認識している」として「われわれは状況を引き続き注視し、同盟国およびパートナーたちと緊密に協力する」と主張した。その上で「この活動(ミサイル発射)は北朝鮮の脅威を強調している」「韓国と日本の防衛に対する米国の約束は堅固だ」と述べた。

  インド太平洋軍で「東海」という表現を用いるのは初めてではないが、かなり珍しい。インド太平洋軍のホームページで東海と検索すると、2016年の韓米合同軍事演習に関する紹介の中で「東海」という表現が少し登場するが、ほとんどの場合は公式文書には日本海と表記されている。また、今回の声明では「韓国と日本の防衛に対する米国の約束」と韓国を日本より先に表記した。

  これについて日本の各メディアは即座に反応した。時事通信は「米インド太平洋軍が日本海を韓国式名称である東海と表記した」として「米国政府はこれまで、日本海の表記を使用してきた」と報じた。同通信は、日本海が米国地名委員会(BGN)の公式名称だと指摘した。実際に2019年5月28日にトランプ前米大統領が在日米軍向けに行った演説で「日本海」という表現を用いたことについても、米国政府はBGNの決定を理由に挙げた。韓国政府は日本海に東海を併記するよう要求してきた。

  日本のネットユーザーたちは時事通信の記事のコメント欄に「米国に頼り切った安全保障は見直す必要がある」「米軍が韓国の主張をそのまま広報した」などと書き込んだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/25/2021032580211.html

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