チョ・グク娘の不正入学調査、郭尚道議員「青瓦台と民主党、切り捨てが始まった」

 野党国民の力の郭尚道(クァク・サンド)国会議員は25日、教育部がチョ・グク元法務部長官の娘、チョ・ミン氏の釜山大医学専門大学院への不正入学疑惑を調査するよう指示したことについて、「青瓦台と民主党にチョ・グク切り捨て、縁切りが始まった」との見方を示した。 ■2020年腐敗認識指数、韓国は6ランクUPの33位…日本は?  郭議員はフェイスブックを通じ、「チョ・ミン氏の不正入学を釜山大の言い訳や裁判確定を口実にもみ消し続けたところ、国民世論に背中を押され、兎死狗烹(としくほう)に乗り出した」と書き込んだ。「兎死狗烹」とは、ウサギがいなくなれば、ウサギを捕まえるための猟犬は必要なくなり、食べられてしまうという意味で、 利用できるときだけは重用されるが、利用できなくなるとすぐに捨てられることを例えた成語だ。

  郭議員は「夫人のチョン・ギョンシム教授、弟のチョ・グォン氏が逮捕、収監されていても、(チョ・グク元長官は)数多くのソーシャルメディアに投稿し、存在感と影響力を示すことで、与党から捨てられないようにしてきたが、もはや効果がなくなったようだ」と指摘した。

  兪銀恵(ユ・ウンヘ)副首相兼教育部長官は前日開かれた教育信頼回復推進団の会合で、「大学は裁判所の判決とは別に学内の入試疑惑について、事実関係を調査し、一連の措置を取る義務がある」と述べ、釜山大は関係法令に従い、事実関係の調査や聞き取りなどの手続きを進めなければならないと指摘した。

  教育部はこれまで、チョ・ミン氏の不正入学に関する調査は釜山大の権限だとする立場だった。ところが、今回突然「義務」だと表現を変えた。裁判所は昨年12月、チョ・ミン氏が2015学年度に釜山大の医学専門大学院に志願した際に提出した東洋大総長の表彰状など4点の経歴証明書がいずれも虚偽またはねつ造されたものだったする判断を下した。

  チョ・グク元長官は娘の不正入学疑惑に対する調査について報じられた24日だけでフェイスブックに17件の投稿を行った。ただ、不正入学疑惑に関する言及はなかった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/26/2021032680060.html

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