「『勉強すれば妻の顔が変わる』という広告は偏見助長」…韓国人権委に陳情

 「あと10分勉強すれば妻の顔が変わる」

  教育市民団体「学閥のない社会のための市民の会」は29日、「あるデザイン用品業者が過度の競争意識と差別・人権侵害的文言の書かれた文房具を販売している」として、韓国国家人権委員会に陳情した。 ■2020年世界幸福度ランキングで韓国61位に低下…最も幸せな国は?  市民の会は「A社は『あと10分勉強すれば夫の職業が変わる』『一生懸命勉強して成功すれば女たちがすがりつく』『お前ぐらいの顔なら勉強マジ頑張らないと』などの言葉が書かれた商品をインターネットで販売している。これらの商品は青少年に対し、入試に対する競争意識や特定集団に対する偏見と嫌悪意識を植え付けている」と主張した。

  そして、「2015年と2016年にもA社の人権侵害的商品の販売中止を要求する陳情書を国家人権委員会に提出した。A社代表は当時、同社ホームページに該当商品の販売を中止するという内容の謝罪文を掲載した」としている。

  市民の会は「だが、A社は同じ商品を引き続きホームページなどで販売しており、あらためて人権委員会に陳情した」と明らかにした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/30/2021033080063.html

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