北「米国は良くないことに直面するだろう」…SLBMで挑発か

 米国のバイデン大統領が27日の記者会見で北朝鮮に警告を行ったことを受け、北朝鮮が「わが国の自衛権に対する露骨な侵害であり挑発だ」と反発した。北朝鮮は先週の巡航ミサイル発射と新型戦術誘導弾発射により挑発のレベルを高め、バイデン政権の出方をうかがっているが、とりわけ今週ワシントンで予定されている韓米日3カ国の安保室長による対面の会議を前後した時期に「新型潜水艦によるSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の試験発射など新たな挑発に乗り出すのでは」との見方も出ている。

  北朝鮮は李炳哲(リ・ビョンチョル)労働党中央軍事委員会副委員長兼軍需工業担当秘書の名義で「米国の新政権は明らかに最初の始まりを間違えた」「われわれは決して誰かの関心を引くとか、政策に影響を及ぼすために武器を開発しているのではない」との談話を発表した。李秘書は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に続いて軍での序列が2位だ。バイデン大統領は今月25日(現地時間)に行われた就任後最初の記者会見で「北朝鮮による弾道ミサイル発射は国連安保理の対北決議1718号に違反しており、北朝鮮が緊張を高めることを選択するのであれば相応の対応を取るだろう」と警告したが、今回の北朝鮮の談話はこれに対抗したものだ。李秘書はさらに「米国は良くないことに直面するかもしれない」として新たな挑発も予告している。 ■韓国が2021年世界軍事力ランキング6位、北朝鮮28位…日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/03/29/2021032980013.html

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