韓国の保険詐欺、昨年は10万人摘発…過去最高更新

 大田中部署は最近、20代の男ら31人を保険詐欺防止特別法違反の疑いで送検した。2019年4月から1年間、レンタカーを利用し、車線変更する車を狙って故意に事故を起こし、保険金8760万ウォンを受け取った疑いだ。容疑者らが駐車中の車に繰り返しぶつかったり、2台の車に分乗して衝突させたりする手口で保険金を受け取ったケースもあった。容疑者らは保険会社に疑われないようにするため、「カネがもうかる」と持ちかけ、事故歴がなく、周辺に住む先輩、後輩を募っていた。

  韓国金融監督院が27日発表した「2020年保険詐欺摘発現況」によると、昨年の保険詐欺摘発金額は8986億ウォン(約877億円)、摘発人数は9万8826人でいずれも過去最高を更新した。前年比で摘発金額は2%、摘発人数は6.8%それぞれ増加した。特に10代、20代の摘発率が上昇した。 ■「故意の事故」30%増、「被害誇張」58%増  新型コロナウイルスの流行で病院の利用が避けられ、虚偽入院や過剰な入院は減少したが、故意の事故、自動車事故の誇張請求は増加した。特に故意の事故を起こす手口による保険詐欺の摘発件数が急増した。昨年故意の事故で摘発された人数は10万225人、摘発金額は1385億4600万ウォンに達した。人数は前年比30.6%増、金額は25.8%増だ。 ■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、米国28位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/28/2021042880005.html

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