慰安婦被害者支援団体と大統領府高官が面会 「円滑な疎通」で一致
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者の韓国支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」や慰安婦被害者を支援する施設「ナヌムの家」など5団体で構成された被害者支援団体ネットワークが29日、ソウル市内で青瓦台(大統領府)の金霽南(キム・ジェナム)市民社会首席秘書官と面会した。ネットワーク側が明らかにした。 ネットワーク側は報道資料で、「いくつかの質問事項および要求事項を準備して、これを伝達し、協議を進めた」とし、「円滑な意思疎通が必要との認識で一致し、金首席秘書官は政府レベルで優先的に行うべきことを点検し、今後は民間団体との緊密な連絡体制を整えるために努力すると約束した」と説明した。 今回の面会では、慰安婦被害者や遺族ら12人が日本政府を相手取り損害賠償を求めた訴訟でソウル中央地裁が1月8日に原告1人当たり1億ウォン(約980万円)の支払いを日本政府に命じる判決を出したことに関する韓国政府の対応をはじめ、被害者の支援、追悼、歴史教育などについて協議した。 面会はネットワーク側の要請により行われたという。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/29/2021042980204.html
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