韓国政府 ノババックスとワクチン技術移転契約の延長を推進へ

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が新型コロナウイルスワクチンを安定的に確保するため、米ノババックスとの技術移転契約の延長を積極的に推進する。保健福祉部など5官庁が参加する「汎政府ワクチン導入タスクフォース(TF)」が27日、明らかにした。  来韓中のノババックスのアーク最高経営責任者(CEO)との協議を経て、合意に至ったという。  韓国政府はノババックスから2000万人分のワクチンを導入する予定で、SKバイオサイエンスが国内工場で全量を生産する。このワクチンはこれまでの委託生産とは異なり、技術移転方式で生産される国内初のコロナワクチンとなる。  政府は来年もワクチンの生産・活用ができるよう、契約延長を積極的に推進する方針だ。   また政府とノババックス側は許認可の手続きを迅速に終えることができるよう協力することを確認した。許認可手続きのためにノババックス側は必要な資料を早期に提出する方針で、食品医薬品安全処は専門の審査班を構成し、ワクチンの安全性、効果などを迅速に検討する予定だ。  TFは「ノババックスのワクチンは年末まで順次供給される計画で、7~9月期までに最大1000万人分が供給される予定」とし、「今回の協議を通じて来年以後もワクチンを安定的に確保する基盤を用意した」と説明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/27/2021042780217.html

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