韓国統一相が6月にも訪米 すでにワクチン接種

【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官が早ければ6月中に訪米するもようだ。複数の政府消息筋が29日、明らかにした。  訪米日程を暫定的に定め、保健当局と協議して先週アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種したという。  統一部当局者は「まだ具体的な日程は決まっていないが、ワクチンの接種日程などを考慮すれば訪米は6月中旬以降になるだろう」と話した。  李氏が「上半期に南北関係を改善し、下半期には朝鮮半島平和プロセスを本軌道にのせる」と意欲を示していることから、6月中に訪米する可能性が高い。  訪米の主目的は来月下旬に開催される予定の韓米首脳会談の結果によって決まるとみられる。基本的には米政府や議会、シンクタンク、市民団体の関係者との会談を通じ、朝鮮半島平和プロセスの成果と方向性を説明するとともに、韓国政府の役割や対話のスピードを加速させることの重要性などを説明するとみられる。  李氏は対北朝鮮制裁を柔軟に適用する必要性を強調してきたことから、訪米時に国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会を訪問する可能性もある。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/29/2021042980203.html

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