サッカー韓国代表ワイルドカード候補にソン・フンミン、黄義助浮上

 金学範(キム・ハクボム)五輪サッカー韓国代表監督がソン・フンミン=トッテナム=、黄義助(ファン・ウィジョ)=ボルドー=、権昶勲(クォン・チャンフン)=フライブルク=ら海外組を含む東京五輪出場予備リストを作成したと明らかにした。

  金監督は28日、京畿道坡州市内の韓国代表トレーニングセンターで記者会見を開き、「ワイルドカード候補11人を含む50人のリストを大韓体育会に提出した」と語った。五輪エントリーは18人(GK 2人)で、このうち年齢制限のないワイルドカードは最大3人だ。

  ソン・フンミンと黄義助は2018年にインドネシアで行われたジャカルタ・アジア大会で、GK趙賢祐(チョ・ヒョヌ)=蔚山現代=と共にワイルドカードで出場、韓国の優勝に貢献した。金監督は「海外でプレーする選手、A代表クラスではない選手の中にもワイルドカードがいるので、誰が入るかはまだ分からない」「パウロ・ベント韓国A代表監督とも協議をきちんとしなければならなさそうだ」と語った。

  金監督は「6月の召集訓練や親善試合が五輪を控えた最後の引き締めとなるので重要だ」と何度も強調した。6月には韓国A代表チームが国内で2022カタール・ワールドカップ(W杯)大会のアジア地区第2次予選を行う予定で、五輪代表と日程が重なる。A代表チームに属するワイルドカード候補を五輪代表に呼ぶのは困難かもしれない。金監督は「この1年3カ月間、完全体での練習はできなかった。W杯予選も重要だが、我々は世界大会である五輪を控えている。A代表に寛大な譲歩をお願いする」と言いつつ、「強いチームと何度も親善試合をして、(我々の)問題点を見つけなくてはならない」と語った。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/29/2021042980001.html

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