韓中日協力事務局設立から10年 「飛躍と停滞の分かれ道」

【ソウル聯合ニュース】韓国と中国、日本の協力推進を目指す国際機関・韓中日三国協力事務局(TCS)の設立10周年を記念するフォーラムが27日、ソウル市内のホテルで開かれた。  事務局は3カ国の平和と共同繁栄の実現を目標とし、2011年9月に発足した。ソウルに事務局がある。  道上尚史事務局長はあいさつで3カ国の主な協力事業を紹介。3カ国の協力が着実に発展してきたことを評価した。  フォーラムに出席した3カ国政府の代表は祝辞で協力を強調したが、焦点は異なった。  韓国外交部の崔鍾文(チェ・ジョンムン)第2次官は「3カ国は重い時代的な使命を抱え、3カ国協力の飛躍と停滞の分かれ道に立っている」とし、「長い歳月が経った後、過去の選択を惜しむことがないよう願いたい。そうならないと思う」と表明。相星孝一・駐韓大使は3カ国が協力する分野として気候変動や海洋プラスチックごみなどの環境、高齢化、人的交流などを提示した。中国のケイ海明・駐韓大使は「急変する国際情勢の中で覇権主義に反対し、公正な道理を実現すべきだ」と述べた。中国と対立している米国をけん制する発言とみられる。  韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官と中国の王毅国務委員兼外相、茂木敏充外相も書面で祝辞を寄せ、3カ国協力の重要性と協力を促進させるための事務局の役割を強調した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/27/2021042780167.html

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