北朝鮮が対面授業を再開 新型コロナ対策に自信か
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が最近、新型コロナウイルス感染対策のため中止していた学校での対面授業を再開したようだ。これまでは遠隔授業や教師が家庭を訪問する形での教育を行っていた。 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」と朝鮮中央テレビは24日と26日、北西部の平安北道に建設した87校の模範学校で「数日前から一斉に授業を開始した」と報じた。朝鮮中央テレビの映像を見ると、小学校の教室に集まった児童たちは全員マスクを着けており、教科書を手に授業に集中している様子だった。 北朝鮮メディアは、今月22日の時点では教師が家庭を訪問して行う「案内授業」の様子を集中的に報じており、対面授業はその直後に再開されたようだ。 北朝鮮は新型コロナの流入を防ぐため国境封鎖に神経をとがらせてきたため、中国と国境を接する平安北道の学校で対面授業が始まったということは、北朝鮮の他地域でも再開された可能性が高い。対面授業の再開は新型コロナ感染対策への自信の表れといえそうだ。 北朝鮮の小中高校は毎年4月1日に新学期が始まるが、昨年は新型コロナのため2カ月遅れの6月に始まった。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/27/2021042780201.html
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