コロナ巣ごもりが火を付けた創作熱…メールボックスに投稿が殺到する韓国の出版社

 ソウルのA出版社の投稿ボックスに最近、ファン・ジャンヨプ元朝鮮労働党書記の暗殺を計画した北朝鮮工作員を主人公にした小説が1編送られてきた。著者は、この事件の裁判内容を深く知っている人間だと自己紹介した。出版社側は現在、名誉毀損(きそん)など法的な問題を考慮しつつ出版について検討している。この出版社の掲示板には少し前、「N番部屋事件」の主犯チョ・ジュビン被告の父親だと名乗る人物が、息子の日記などを投稿したいという内容の書き込みをアップしたこともあった。出版社の関係者は「問題になるのではと懸念され、検討もせず直ちに書き込みを消した。コロナ以降、投稿量が増えていて、多種多様な原稿が殺到している」と語った。

  「コ時局」(コロナ時局)だからと家ごもりしている人々が創作熱を燃やし、出版社の投稿ボックスがあふれている。「青い森」社のキム・ギョソク編集長は「コロナ以前より1.5-2倍ほど投稿が増えた」と語った。投稿にも類型があるが、このごろの主なものは▲30代女性が母親になって目覚めた新たな世界について書いたもの▲60代以上の高齢者が人生の艱難(かんなん)辛苦を回顧したもの▲20-30代の社会人が仕事を辞めた後に新たな人生を探す物語-だという。創作教室の受講生が授業の課題として投稿するケースも多く、既にデビューしたものの忘れられていく作家らが匿名で投稿するケースもままある。 ■韓国はコロナ時代に住みやすい国8位…TOP10は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/27/2021042780088.html

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