巨人が目覚めた…トヨタが未来カー「CASE」で進撃!

 世界の自動車メーカーが電気自動車(EV)、自動運転車で疾走する中、これまで出遅れていたトヨタが流れに同調。相次いで重大な発表を行っている。

  トヨタは4月19日、中国・上海モーターショーで新型EV「bZ」シリーズの第1弾「bZ4X」を発表。26日には米ライドシェア大手リフトの自動運転部門を5億5000万ドル(約590億円)で買収すると発表した。さらに、29日には米インディアナ州の完成車工場に8億300万ドルを投資し、既存の生産設備をEV仕様のスポーツタイプ多目的車(SUV)の生産設備に切り替えると発表した。

  過去20年間余り、ハイブリッド車にだけこだわり、未来カーへの転換に出遅れたと評されてきたトヨタが本格的に動き始めた。世界最大の自動車メーカーであるトヨタの進撃について、業界からは「未来カー時代の本格的な幕開けを控え、巨人が長い眠りから目覚めつつある」との評価が聞かれる。 ■EV・自動運転車・ライドシェアまで…参入しない分野なし  今回トヨタが買収したリフトの自動運転部門は過去数年間、米ラスベガスで自動運転ロボタクシーを試験運用し、10万件以上の運用データとノウハウを蓄積しているという。自動運転業界関係者は「リフトの自動運転に関する中核技術はやや不足しているかもしれないが、運営経験では誰にも負けない。トヨタの自動運転商用化時期を前倒しする上で大きく役立つのではないか」と分析した。トヨタは今回の買収を通じ、人材も多数確保した。リフトの研究開発人材300人を引き継ぎ、自動運転アルゴリズム開発人員は1500人を超えた。トヨタは来年の新規採用でも技術職の大半をソフトウエア分野で採用する計画だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/30/2021043080040.html

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