MLB:レ軍ヤン・ヒョンジョンがデビュー登板…4回1/3を2失点の好投

 ヤン・ヒョンジョン(33)=テキサス・レンジャーズ=が夢に描いていた米大リーグデビューを飾った。

  ヤン・ヒョンジョンは27日、ロサンゼルス・エンゼルスとのホームゲームにリリーフ登板し、4と3分の1イニングで2失点した。5安打を浴び、三振は一つだった。デビュー戦というのは緊張しがちなものだが、マイク・トラウト、アンソニー・レンドン、大谷翔平ら強打者が並ぶエンゼルス打線を相手に好投し、次の登板にも期待をつなげた。

  起亜タイガースを離れ、今年2月にスプリット契約(大リーグ・マイナーリーグのどちらに登録するかによって年俸に差を付ける契約)を結んでテキサス州でのキャンプに合流したヤン・ヒョンジョンは、当初マイナーリーグでプレーしたものの、最近になってレンジャーズの投手陣がそろって不振に陥ったため、同日、一軍に上がってきた。背番号は36番だ。

  この日の両チームの対決は、日本の「二刀流」スーパースター・大谷が先発登板した日で、話題を集めた試合だった。7本塁打で首位タイに立っている大谷は、1921年のベーブ・ルース以来100年ぶりに本塁打1位の選手として先発のマウンドに立った選手となった。

  大谷は1回にネイト・ロウに3ランを許すなど、乱調で4失点した。しかし、その後は落ち着き、2・3・4回のすべてを三者凡退にするなど、5イニング4失点で先発の任務を終えた。100年前のルースも5イニングで4失点した。

  大谷はこの日、時速160キロメートルに迫る「炎のような剛速球」を武器に、三振を9つも奪った。大谷は打席でもヤン・ヒョンジョンから初安打を記録するなど、3打数2安打2打点3得点と大活躍し、「二刀流」の威力をアピールした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/04/28/2021042880004.html

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