米国からヤンセン製ワクチン100万回分、今週韓国に到着

 今月27日から始まったコロナワクチンの大規模接種のペースがさらに上がっている。保健当局が30日に明らかにしたところによると、週末の今月29日にコロナワクチンの接種を受けた人の数は17万1989人だった。第1次接種は16万3457件、第2次接種は8532件だ。現在、第1次接種を受けた人の数は累計で523万558人で、全人口に占める割合は10.5%。第2次接種の完了者は213万4761人で接種率は4.2%だ。 ■ワクチン接種率OECD1位はイスラエル、日本が最下位…韓国は?  先月27-28日の2日間に第1次接種を受けた人の数は119万9419人だったが、これは28日までに第1次接種を終えた523万3963人のおよそ23%に達する。来月5日までに接種を予約した97万人が接種を終えれば、第1次接種率は12%を上回ると当局は予想している。疾病管理庁は「今年上半期に導入予定の1838万回分のうち1164万回分が供給され、残り674万回分も6月までに順番に導入されるだろう」と説明した。今年7-9月期までに累計で1億回分、12月までに同じく1億9000万回分が導入される予定だ。

  一方でこの日政府は「米国が提供するヤンセン製ワクチン100万回分が今週到着する予定」と発表した。先日の韓米首脳会談で米国が約束した55万人分の2倍の量が現場に到着するということだ。ヤンセン製ワクチンはそれ以外のワクチンとは違い1回の接種で免疫が形成される。米国をはじめ中南米7カ国で行われた第3相の臨床試験では67%の予防効果が確認された。食品医薬品安全処は4月7日にヤンセン製ワクチンの韓国国内での使用を承認した。米国が提供するヤンセン製ワクチンは30歳以上の予備役53万8000人以上、国防・外交関係者13万7000人以上、民間防衛隊員304万人など軍関連の従事者を対象に来月1-11日に事前の予約を受けた上で、その順番に従い同月10-20日に接種が行われる予定だ。保健当局は「60歳以上の接種と同じく事前に予約を受け、委託医療機関で接種が行われる予定」と明らかにした。30歳未満の現役将兵41万4000人以上に対しては今年6月中にファイザー製ワクチンの接種が行われる予定だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/31/2021053180039.html

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