真夜中の海雲台海水浴場にマスクなしの外国人2000人、酒宴・爆竹騒ぎ /釜山

 米国の「メモリアルデー」(戦没将兵追悼記念日・5月の最終月曜日)連休を迎えた在韓米軍兵士ら外国人2000人余りが真夜中に釜山市内の海雲台海水浴場で防疫上の規則に違反し、酒宴を開いたり爆竹を鳴らしたりしたため、住民からの通報が相次いだ。 ■「世界で最も平和な国」1位はアイスランド、韓国48位、TOP10は?  釜山警察庁が30日に明らかにしたところによると、29日夜から30日未明まで「海雲台海水浴場ビーチや近くの亀南路一帯で外国人たちがマスクをせずに踊ったり爆竹を鳴らしたりするなどしている」との112番通報電話が38件寄せられた。警察は、この日集まった外国人が1500-2000人前後に達したと見ている。

  29日午後11時40分ごろに撮影され、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて拡散された動画には、マスクをしていない、あるいは「あごマスク」状態の外国人が1カ所に集まって酒を飲んだり踊ったりしている様子が写っている。海水浴場での使用が禁止されている爆竹を鳴らす人もいた。

  住民の通報が相次いだため、警察パトロール隊員や刑事チーム・外事係職員まで出動したが、現場で外国人たちを解散させることはできなかった。過料処分などの取り締まり権限も自治体にあり、指導・警告程度にとどまった。海雲台区庁は夜間取り締まり要員が4人に過ぎず、きちんと取り締まることができなかったという。

  昨年から新型コロナワクチン接種を開始している在韓米軍では、5月現在のワクチン接種率が70%を上回ることが分かった。しかし、市民たちは「海水浴場に集まった外国人たちが在韓米軍兵士なのかどうか、私たちには知りようがない」「5人以上の集合禁止といった防疫上の注意に違反して酒を飲む外国人があちこちにいるが、きちんと取り締まっている姿を見たことがない」と言った。

  昨年7月も米国の独立記念日を迎えて休暇を取った在韓米軍兵士ら外国人たちが海雲台海水浴場一帯で爆竹を鳴らしたり、市民に向けて発射したりした。だが、警察では「今回はそのような乱暴な行為はなかった」と言っている。警察と海雲台区は今後、夜間は英語で防疫違反事項について案内放送をし、米軍には憲兵隊の現場支援も要請することにした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/31/2021053180040.html

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