新古里4号機で火災、稼働を一時中止するも被害なし /蔚山

 韓国原子力安全委員会は30日「蔚山の新古里原発4号機で発生した火災によりタービンが停止し、現地の事務所で現状把握を行っている」と発表した。新古里4号機は2019年8月に商業運転を開始した。現在韓国国内で稼働している24基の原発の中では最も新しい。 ■「世界で最も平和な国」1位はアイスランド、韓国48位、TOP10は?  原子力安全委員会によると、今月29日午前9時26分ごろ、蔚山新古里4号機の発電機で火災の発生を確認し、1時間後の10時29分ごろに火は消し止められたという。この火災の影響でタービンの稼働は自動停止した。タービンは原発から水蒸気を受け取り電力を生み出す装置だ。現在新古里4号機は通常のおよそ5%ほどの出力レベルを維持している。

  原子力安全委員会はタービンが停止した原因について「発電機に付属する機器(励磁機)の火災」と推定している。励磁機はメインの発電機に補助電流を供給する。原子力安全委員会は韓国原子力安全技術院の専門家によって構成された事件調査団を派遣して正確な火災原因について調べ、原発の運営主体である韓国水力原子力の再発防止策について確認を行う予定だ。原子力安全委員会は「人命被害や放射性物質の漏れはなかったことを把握している」と説明した。新古里4号機は火災原因についての調査が終了してから通常運転を再開するとみられる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/31/2021053180011.html

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