「日本では韓国人、韓国では日本人扱いされるけど、私はオリジナル・コリアン…『もっと強くなる』」

 在日韓国人出身で、韓国の貯蓄銀行業界2位であるOK金融グループを率いる崔潤(チェ・ユン)会長は先月、自身が理事長を務めている日本国内の韓国学校「大阪金剛インターナショナル小中高等学校(OKIS)」の校歌を製作し、寄贈した。タイトルは『私はもっと強くなる』で、崔会長がタイトルと歌詞を自ら手直しした。

  「降り注ぐこの雨が 自分を成長させてくれるから」という歌詞には、韓国と日本の「境界人」として生きなければならなかった崔会長の容易ではなかった半生と、どんな現実にも挫折せずに克服するという強い意志が込められている。

  韓国国籍を一度も放棄したことがない崔会長は日本で仕事が見つからず、1988年に名古屋で「新羅館」という焼き肉店をしていた。そうして稼いだ資金で1998年に韓国のベンチャーブーム時に20億ウォン(約1億9300万円)を投資したが失敗、2002年に消費者金融で復活を試みた。韓国語がつたない在日韓国人三世で、日本では韓国人、韓国では日本人扱いされた。反日感情が深刻だった2019年、日本企業不買運動の対象になった。 ■世界競争力ランキング1位はシンガポール、韓国23位、日本は?

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/05/28/2021052880100.html

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